SHADOWS 補足 その1
SHADOWSが完結しましたので、シナリオの補足などをまとめてみます。
質問来てましたので、今回はそこを重点的にまとめます。
クリアした方に向けたものなので、未プレイの方はご注意ください。
●高島隼人は兄の正体に気づいていたのか
気付いてません。ですが、思想を矯正しようとしてたことには感づいてました。
兄の元にいたら、上野や黒崎に感じている恩を忘れてしまいそうな気がしたため、
兄には知らせないようにしてました。隼人自身も上野と黒崎に情が移っていたんですね。
●来栖の将来の破滅というのは新谷の占いと矛盾しているのではないか
来栖は今回の事件を経験していないと、また友達のために体を張り続けます。
本来は本人が苦労して乗り越えることを来栖が先回りして解決したりするんで、
助けられた方も大して成長できません。
これは来栖の悪い点なんですが、それを教えてくれる人がいません。
来栖が大人になってから人を脅したりすると、法的手段をとられるだけです。
例えば将来職場などでパワハラを受けている仲間を助けようとし、
企業ごと敵に回したりしてかなり面倒なことになったりします。
更にそんな中でまた誰かがトラブルに巻き込まれて、それに対処しようとします。
要するにその繰り返しで、間違いなくボロボロになります。
新谷の占いに出た信頼できる理解者ってのは、乾たちのことではなく、 高島や吾妻のことです。
彼らがいないと、金を使った正攻法での対処ができませんので。
高島は半グレ組織の運営で金を得てますし、吾妻もちゃんとした金を持ってます。
来栖のやり方って知恵だけですから。金を使えば割と簡単に対処できることもあります。
来栖が浅木に『SP雇える金があればなんとかなる』って言ってましたがまさにそういうことです。
結論で言うと、来栖にふさわしい理解者って『正攻法を使える金や立場があって、汚い手段でも躊躇なく使えるような人格破綻者かつ、来栖と同等レベルかそれ以上に頭のいい人物』ってことです。普通いません。
●それぞれのゲームオーバー後の来栖の処遇
・CHAPTER1
この章だけ高島の思惑が入ってません。
なので、仲間を破滅させたレインに来栖が加入することは絶対にありません。
一人でも仲間が欠けると来栖は全力で高島を追い詰めます。
なので、修学旅行前に高島は余裕で捕まります。
高島の手をとらないのと、まだ高島が来栖を理解する前なので、
瀬崎に後任者を頼むこともなく、将来仲間を庇いすぎて破滅します。
・CHAPTER2
魔女裁判後-高島の元へ連れていかれて、 クラスメイトの監禁証拠動画と引き換えに勧誘を迫られます。
告発新聞後-学校での立場を失って学校を辞めて実家に帰省。その後高島が接触してきて、勧誘されます。
救済決闘後-乾を人質にとられて白井と共に高島の元へ連れていかれます。
・CHAPTER3
悪評が広まって学校での立場を失った時に高島が接触してきます。
・CHAPTER3
気絶後、全部高島の元へ運ばれます。
その後の流れはアナザーエンドとほぼ同じです。
ただしアナザーエンドよりだいぶ簡単に折れてしまいます。
●CHAPTER1失敗時の幸田や三日月は本当に売り飛ばされていたのか
普通にやってました。
彼らは普通に違法薬物調達とか売春とか闇バイトとかやらせるような連中です。
彼らの目的は人を一旦どん底まで落として追い詰めることです。
そこで優しい声とかを掛けて、仲間を増やすってやり方です。
隆一の話術を学んだ高島隼人なら可能です。
赤間の言ってたストックとはそういう人間たちのことですね。
一般常識からしたら完璧に悪で、彼らもそう確信してそういうことをしてます。
理由は赤間という例があるからです。
まともに上に上りつめたら赤間のように集団で攻撃されて、
それにやり返したらクズ認定されるということを経験していますから。
これは村雨の時の高島の理論と一緒なんです。
優等生が失敗したら一瞬で地に落ちるってやつです。
なので、彼らは高島に賛同したってことです。
Comments