オズマファイル 村雨事件 詳細設定
- 裏束
- 6月16日
- 読了時間: 4分
ちょっと質問が来てたんで、まとめました。
村雨事件で作中で説明しきれなかった部分です。
未プレイの方はご注意ください。
■村にあった痕跡について
免許証や派遣記録などの証拠は影沢や小川が吾妻と小野に江頭について伝えようとしていた結果です。
江頭に復讐するためにそれを伝えようとしていました。これをやっているのは影沢です。
小野は井戸を気にしていたんで免許証をそこに置いてましたし、派遣記録は影沢が直々に姿を現して教えてました。こういう回りくどいやり方で伝えていたのは、影沢の霊の復讐の方法ってのが、江頭の所業を人間に伝えて殺してもらうってことだからです。
誰かに憑りついて復讐を行うってのはできません。
作中で新谷が言っていたように他人の体なんてまともに動かせません。
仮に憑りついたらソウルオブザデッドのゾンビみたいに理性を失って目的を遂行できなくなります。
影沢は過去に村に足を踏み入れた者に憑りついて精神崩壊させてます。
憑りついた人間の体をまともに動かせるのは家族とか関係性の深い間柄でないとできないって設定にしてます。じゃないと幽霊最強になっちゃうんで。
■瀬崎たちの映像に出ていた理由について
あそこで出たのはあの映像を江頭が見ていたからです。
『村に来い。さもないとあの住職のようにお前の過去を見せるぞ』という風に伝えてるんです。
江頭って精神力がめちゃくちゃ強いんで、過去に憑りついても村にいざなうことができませんでした。
江頭もむざむざ村に行く気はなかったんですが、自分に修行をつけた宗念にバレた経験があったことで、またバレるんじゃないかと懸念しているんです。
なので、瀬崎たちは江頭を村にいざなうためのコマとしてマークしてただけです。
例の意識の同調は地縛霊である小川美咲が本領発揮できる村の周辺でないとできませんので、瀬崎たちが村にくればやってたと思います。
瀬崎たちはトラウマで村に行けないと言っていますが、本当の理由は、行けば小川美咲にそういうことをされてしまうために、第六感が村へ行くことを止めているって状態です。
■江頭の精神力について
江頭の精神力のレベルは多分来栖の次くらいに強いんじゃないかなと思ってます。
過去に憑りつかれていたときもあの記憶を見せて平然としていました。これはその記憶に江頭が登場しちゃうんで、江頭はそちらへの同調が強かったからです。
つまり、江頭は過去に小川美咲の記憶を加害者として追体験していたわけです。
彼が苦しめられていたと言っていたのは、同じ光景を延々と見せ続けられていたことによる苦痛からくるものです。
■来栖の精神力について
来栖の精神力が規格外すぎるんで江頭とは圧倒的な差があります。
あの場に来栖がいなければ多分全滅してました。江頭は小川美咲を怖がらせて暴走させることができますし。
新谷ですらタイマンなら相打ちがいいところだと思います。
■小川美咲がやっていたこと
小川美咲は特に四ツ谷を使って江頭のことを伝えようとしていました。
そこに一ノ瀬が四ツ谷に触れたためについでに一ノ瀬にも伝えただけです。
小川美咲は四ツ谷が一番話を聞いてくれそうだと思ったんです。占い師ですし。
ですが、吾妻と小野が村を調べており、さらにスピリットボックスで話を伝えられるとわかり、この2人に話を伝えようと必死になってました。
ちなみに来栖のことはどうでもいいと思ってました。
役に立たなそうだと感じてたんで。
しかも来栖は警戒心が異様に強いせいで小川を怖がりすぎて全然思いが伝わりません。
だからあのとき来栖が一人で逃げてたら普通に逃がしてくれます。
ゲームオーバーで来栖が森から出られたのはそういうことです。
だから来栖がスタンガンで江頭を撃退したときにかなりびっくりしてました。
『こいつ役に立つじゃん。マジかよ』みたいな感じです。
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